【取締役のルール】天野隆著 明日香出版社より

事業をしていく上で本社屋や店舗・工場などが必要になります。
このとき買うのか、借りるのか、どちらが有利なのか迷う事も多いことと思います。

買うと自分の所有物になり、なんか嬉しいですが、お金が出る。
そして借りていても毎月お金は出るばかり。

毎月の借金の返済額と毎月の賃料が同額であれば、
買った方が自分の物になるので得では?

こんな事を考えている社長も多いのではないでしょうか。


●自社ビルを買うことは有利ですか?

自社ビルか賃貸ビルかを考えるために、ご一緒に事例を考えてみましょう。

払っている家賃が年間500万円です。
近くに同じような広さのビルが5000万円で売りに出されました。

・買った方が得でしょうか?
・借りた方が得でしょうか?

ここで借入金の返済期間を10年と考えましょう。


購入すると1年間に返済する金額は
元金500万円と利息100万円の合計で600万円です。

今の家賃に100万円プラスで自分のものになる計算です。


さて?本当でしょうか?


500万円の家賃がなくなると利益が500万円増えます。
500万円の半分は税金で取られてしまいます。
返済は利益の半分しか使えません。


そうすると、毎年返済できるお金は250万円となるのです。
そのため返済期間は20年かかります。

20年の間には会社の規模も大きく変わっています。


買うと自分のモノになりますが、変化に対応しきれません。
慎重に判断する事が大切です。


※話を簡単にするために減価償却費等の計算は省いています。



こちらのブログ集にもたくさんの情報があります!




あたりまえだけどなかなかわからない取締役のルール