企業が高収益を上げるためには、

1.他社に絶対的な差別化できる独占的な商品をもつこと
2.同業他社にくらべ、総コストを低下させ、投下資本回転率を高める


この2つのどちらかを満たせば、高収益企業に近づきます。
しかし他社に絶対的な差別化できる商品開発はすぐにはできません。

これに対して総コストのダウンは
全社員がヤル気をもって当たるなら可能です。

そして在庫がゼロに近づけば、回転率の向上と共にコストダウンが可能となります。


●在庫コストには何がありますか?

在庫が増えると次のようなコストが発生します。
・売れ残り品は、デッドストックとなり、価格が0になる
・スペースが多く必要となり、倉庫代等の不動産投資が増加する
・管理人が必要となり、人件費が増加する
・運転資金を短期借入金等で対処すれば在庫金利がかかる

在庫が限りなく0に近づけば、上記のようなコストが削減できます。



●適正在庫とは何ですか?

通常適正在庫とは、営業活動に必要であり、
かつ顧客の要求に速やかに対応できる商品在庫を言います。

しかし現実には、その適正在庫の算定が曖昧なのです。

例えば、月商の1ヶ月分の在庫があるとします。
その在庫の中に売り上げの50%の受注品があったとしても、
本来受注品には在庫は存在しないので、受注品の在庫は余分にもっている事になります。
つまりこの場合、月商1ヶ月分の在庫は2ヶ月分の在庫を持っていると同じ計算です。
それだけ余計なコストがかかっているのです。

極論を言えば、理想の適正在庫とは無在庫の状態をいいます。



●必要な在庫をチェックする

デッドストックが増えれば増えるほど、会社のコストも増えます。
必要な在庫は何か、チェック体制を整えましょう。

1.特定の顧客だけの在庫はないのか?
2.即必要な商品データはあるのか?
3.在庫しなくても良い商品はあるのか?
4.1ヶ月以上のデッドストックはどのくらいあるのか?
5.流行遅れ品はあるか?
6.メーカー製造廃止品はあるか?

デッドストックは、スペースロス、管理人件費ロス、在庫金利ロス、管理経費ロスなどの様々なコストを生みます。
無在庫に近づくためには、まずデッドストックを減らす事から始めましょう。




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無在庫販売―高収益・差別化への新販売システム